中日与田剛監督(54)の来季続投が23日、名古屋市内で行われた球団取締役会で正式に承認された。与田監督は3年契約の2年目。来季が契約最終年になる。

加藤宏幸球団代表(61)は、取締役会で続投の話をしたかと問われ「しました。(続投は)間違いないです」と話した。すでに10月中に与田監督本人への続投要請は終わっていて、シーズン終了後のオーナー報告後に正式発表される。

今季は新型コロナ禍の異例のシーズン。序盤は故障者などの影響で出遅れたが、8月以降はエース大野雄が安定し、リリーフ陣の必勝パターンが確立。打線もつながり、攻撃に粘りが出たこともあり順位を徐々に上げた。10月は7連勝もあり22日現在、3位阪神に3ゲーム差をつけて2位。8年ぶりのAクラス入りを視野に入れている。