序盤に拙守が続いた阪神は終盤の反撃及ばず、巨人3連戦の初戦を落とし勝率5割に転落した。最短24日にもV逸となる。

ジェフリー・マルテ内野手(29)が、一塁手1試合4失策の不名誉なプロ野球新記録を樹立した。「3番一塁」で先発し、2回に1イニング3失策。1死二塁でゴロを体で止めたが大きくはじき、処理後の一塁送球も悪送球となった。なお1死一、三塁から今村の試みたスクイズを捕球しきれず、3点目を献上した。一塁手の1イニング3失策は62年ブルーム、74年ジョーンズ(ともに近鉄)と並ぶプロ野球タイ記録で、セ・リーグでは初めて。阪神一塁手の1試合3失策は58年5月28日大洋戦の藤本勝巳以来だった。

マルテは4回の攻撃では左翼席へソロを放ってばん回をみせたが、5回無死三塁から、再び一塁へのゴロを捕り損ねてピンチを拡大。この回に2点を失うきっかけを作った。

打線は7回まで巨人先発の今村の前に散発2安打だったが、1-5の8回に1死一、二塁とチャンスメークし、原口の左中間への2点適時二塁打で2点差とした。9回は中谷将大外野手(27)がデラロサから左前適時打を放って1点差に迫り、なお1死二、三塁としたが、代打糸井が見逃し三振、代打植田が右飛と後続が倒れた。