ロッテは今季初の5連敗を喫したが、清田育宏外野手(34)が2本塁打と気を吐いた。1試合2発は15年5月20日の西武戦以来。

6回は山岡、8回はヒギンスから、ともにイニングの先頭打者として左翼席へ4号、5号とソロを運んだ。5号ソロは追い込まれてからの1発。「最後まであきらめないで、逆転できるように」と話したが、試合は敗れた。

コロナ禍で戦線離脱したものの、5番DHで起用され結果を出した。故障のマーティン、レアードに加え、井上も不調でスタメン落ち。長打力不足の中で、OPSは現状の1軍メンバーでは唯一の0・8超え。持ち前の強いスイングでチームを救いたい。