オリックス先発の張奕投手(26)は5回7失点と振るわなかった。

1回に1点を先制され、3回にもピンチを背負った。無死二、三塁で中村奨にフォークをとらえられ、中前に2点適時打を許した。さらに1死二、三塁で福田秀のゴロを二塁福田がはじき、カバーした遊撃安達も一塁悪送球。2失策の間に2者の生還を許し、4点を失った。この日は浮いた変化球をとらえられ、精彩を欠いた。「今日はボールが甘く入ってしまうことが多かったと思います。結果として力不足ですし、ゲームを作ることができず申し訳ないです」。前回登板の17日西武戦は6回無失点の快投で今季2勝目を挙げていたが、勢いを持続できなかった。