来季の戦力構想から外れ、今季限りでの退団が決定的なDeNA石川雄洋内野手(34)が29日、現役続行への強い意欲を示した。

イースタン・リーグ最終戦の西武戦(横須賀)後、「もう1回、どこかで勝負したいという思いがあり、現役続行を決意しました。可能性が少しでもある限り、頑張りたい」と力を込めた。

16年目の今季はオープン戦からここまで1度も1軍出場がなく、2軍戦36試合で打率2割2分6厘。「(1軍で)結果が出なかったら気持ちの踏ん切りもついたんですが…」と明かした。移籍先については「NPBで出来れば。他は考えていないので。ズルズルいってもあれなので自分で期限を決めて、きっちり出来ればいいなと思います」と話した。