西武のドラフト1位、桐蔭横浜大・渡部健人内野手（21）が神奈川・横浜市の同大で西武渡辺久信GM、

潮崎哲也編成グループディレクター、竹下潤担当スカウトによる指名あいさつを受けた。

明るい性格と、112キロの体形がマッチして親しみあるキャラクターとして人気が出そうだが、渡辺GMは「キャラクターで取ったわけじゃない。実力で取った。競争に勝ってカクテル光線を浴びた中で右へ左へホームランを打つ姿への期待しかない」と、長打力を高く評価した。

ドラフト当日は、気が動転してコメントが爆笑を誘った渡部だったが、この日は落ち着いた様子で「自分の一打でチームを勝たせる選手になりたいです」と、明確にコメント。将来的には「3割、30本～40本塁打を打って、100打点を挙げたいです。タイトルは新人王を取りたいです」と迷わず口にするなど、自信をのぞかせた。

会見後はハロウィーンにちなんだ衣装を身に着け、報道陣に笑顔を振りまき、写真映えする大型内野手として、華のあるところを見せていた。