阪神が15安打13得点の大勝で、前日30日の引き分けを挟み今季最長の6連勝とした。昨季最終盤に、6連勝で大逆転クライマックスシリーズ進出を決めて以来。

初回2死満塁で、6番陽川尚将内野手(29)が左翼へ先制の満塁本塁打。3回も先頭の陽川が2打席連続となるソロ本塁打を放ち、序盤から猛攻を仕掛けた。4回にも2点を追加すると、5回は秋山拓巳投手(29)の右前打から打者一巡の猛攻で一挙6得点を奪った。

秋山は6回8安打3失点で10勝目を挙げ、17年以来3年ぶりの2ケタ勝利に到達した。

▽阪神サンズ(4回1死一、三塁で右中間に適時二塁打)「打ったのはストレート。みんなが塁に出てくれて、小幡のナイス盗塁もあったからなんとか外野まで飛ばして、ランナーをかえしたいと思っていたよ。自分の仕事ができて良かったね」

▽阪神木浪(5回1死満塁での2点打に)「ランナーをかえすだけの場面だったので、積極的に打ちにいく気持ちで打席に入りました。しっかり打つことができて良かったです」