阪神能見篤史投手(41)と藤川球児投手(40)リレーで最後を締めた。

9回に4番手で能見が登板。先頭の細川に中越え二塁打を浴びるも、続く高城を内角直球で見逃し三振。続く伊藤光も145キロ直球で右飛に仕留めた。能見は今季限りで退団が決まっているが、まだまだキレのあるボールと姿を見せた。

9回2死からマウンドに上がったのは、今季限りで現役引退する藤川。打席にはかつてチームメートだった大和が代打で立った。藤川は3球連続で147キロ直球を投げ込んだ。カウント2-1から、続けて147キロ直球を投げ込むも、大和にうまく捉えられ打球は左翼スタンドへ。ともに戦った仲間からの1発に一瞬苦笑いを浮かべた。それでも続く中井は、3球連続直球で見逃し三振。藤川の代名詞の「火の玉直球」で大勝の最後を締めた。