ヤクルトは2日、ジュリアス投手(23)に都内の球団事務所で戦力外通告を行った。

今後については現役続行を希望しており「リハビリ期間が長くて、この5年間のうち2年半待ってもらって、結果を出せずに終わってしまった。せっかく(野球が)できる体にしてくれたヤクルト球団のためにも、野球を続けて自分がぼろぼろになるまで続けたいと思う」と話した。

15年ドラフト4位で高知中央から入団。左肘の故障に苦しみ、手術を経て18年からは育成契約となっていた。今季イースタン・リーグでは10試合に登板し、防御率は4・38だった。

17年以来の支配下登録を目指していたが、1軍での登板はなしに終わった。「入ってすぐにリハビリ、手術、2年連続で手術をして、監督、コーチ、スタッフ、編成の人に支えられて、こんな5年間も続けさせてもらって、感謝の気持ちしかない。1軍で活躍して恩返しというのができなかったので、そこは申し訳なさしかない」と話した。