西武の球団本部ファーム・育成グループの大石達也氏(32)が、来季2軍投手コーチに就任することが9日、分かった。昨季限りで現役引退し、同職に就いていた。今年2月には米大リーグメッツ傘下の1Aセントルーシー・メッツに派遣され渡米したが、米国での新型コロナウイルス感染拡大を受け、3月に帰国していた。早大同期の日本ハム斎藤、楽天福井が今季現役としてプレーした中、新たなステージで挑戦する。

同氏は10年ドラフトで6球団から1位指名を受け、競合の末に西武入り。9年間プレーし、1軍では中継ぎとして16年に36登板、防御率1・71、17年には20登板、防御率0・93という成績を残していたが、右肩痛に悩まされ19年限りで現役を引退した。また鬼崎裕司ファーム教育担当兼副寮長(37)が2軍内野守備走塁コーチに就任する見込み。