楽天石井一久ゼネラルマネジャー(GM)兼任監督が“デビュー”した。

16日、楽天生命パークでの秋季練習がスタート。12日に監督就任会見を行った石井GM兼任監督はウインドブレーカー姿でグラウンドに現れ、首脳陣、選手、スタッフへ約4分間の訓示。「この時期に選手たちへ特別な言葉をかけることはしなくていいと思いました。シンプルに野球に対する考え方、数字で言えば出塁すること、そのランナーを進塁させること、かえすこと。そこをしっかりと年間通して1350回、イニングある。守りもまたそれだけある。そこに向けてしっかりと1球、1アウトを大事に積み重ねていくことがチームの優勝に近づくことなので、集中してやっていただきたいという話はしました」。

ウインドブレーカー姿については「僕の5XLがなかったので…」と説明。「チームを2年間選手を見ているのでそんなに特別なことはないですけど、またいざこういう場に立ったらしっかりと勝つことに全身全霊を向けて戦って行かなくちゃいけないなと。もう1度緊張感というかそういうものがあります」と心境を口にした。