ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手は三塁の守備練習を入念に行った。打撃練習後に本多内野守備走塁コーチのノックを約30分ほど受けた。DHのない敵地での試合では三塁での出場機会もあり得る。「準備は必ずしないといけない。(ポジションは)監督が決めること」と当然とばかりに話した。

昨年の日本シリーズでは4試合で3本塁打を放つなど打率3割7分5厘と爆発。MVPに輝いた。2年連続の戴冠となれば工藤監督が獲得した西武時代の86、87年以来となる。「MVP? そのことは考えていない。1戦1戦、全力で頑張ってチームに貢献することしか考えていないよ」と頼れる助っ人はフォア・ザ・チームに徹するつもりだ。