東海大静岡翔洋中(中部1位)が、伊東市立対島(たじま)中(東部1位)を3-0で振り切り、2年ぶり3度目の優勝を飾った。互いに無得点の6回裏2死一、二塁で、3番松下球真(きゅうま)主将(2年)が右前の決勝適時打を放った。今大会の決勝進出2校に、掛川市立栄川(さかがわ)中(西部1位)と静岡市立清水飯田中(中部2位)を加えた4校が、来春の全日本少年春季軟式野球大会(県内開催予定)に出場する。

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対島中は終盤に力尽き、初優勝を逃した。

先発の田中朔太郎(さくたろう)投手(2年)が6回4安打3失点と粘ったが、打線が散発2安打と援護できなかった。永田守人監督(33)は、大会を通じ「公式戦を多くこなせて、いい経験になった」。9年ぶり2度目の出場となる来春全国大会に向けては「子どもたちと話し合って目標を決め、チーム全員一丸となって臨みたい」と話した。