楽天のエース則本昂大が黄金左腕から学ぶ。

ドラフト1位の早大・早川隆久投手(22)へ「何でもいいので話をしてきてもらえれば。答えられる範囲で全力で答えたい」と全面サポートを約束。さらに「僕が聞きたいことがあれば聞く。どんな選手でもお互い切磋琢磨(せっさたくま)していければ」と貪欲な姿勢を見せた。

デビュー前から力を認めている。最速155キロを誇る左腕は来春キャンプ1軍スタートが内定。選手会長として臨んだ今季は2年連続の5勝にとどまった則本昂も「来季から普通にこの世界でやれる。ライバルだと思って、自分も原点に返って頑張りたい」とヒントを探る。大卒1年目の13年に開幕投手を務め、15勝をマーク。新人王に輝いた。「田中さん、嶋さん、小山さん、先輩たちからの声が大きい。自分を信じてやることが大事。下を向かずに上を目指していける環境を作れれば」と力を込めた。