阪神梅野隆太郎捕手(29)が4日、ABCテレビの関西朝の生情報番組「おはよう朝日です」にスタジオ生出演した。

今季は98試合に出場し、78安打7本塁打29打点。打率は昨季のキャリアハイ2割6分6厘に迫る、2割6分2厘。スタジオでは、今季巨人戦で8勝16敗と大きく負け越したことに、捕手目線での理由を問われた。

「やっぱり数字に表れてるように、失策の数ですかね。間違いなくあると思いますし、やっぱりそういう失策が決勝点にからむとか、接戦をものにできない。ミスが続いてるのがどうしても課題であり、秋季キャンプ取り組んだことでもありますね」。

巨人が両リーグ最少の42失策だった一方で、阪神は12球団ワーストの85失策。守備のミスを敗因の1つに挙げた。

背番号を「44」から「2」へ変更されることについて話が及ぶと「自分の地元である福岡で小さい時から、当時ダイエーホークスの城島さんをずっと見ていたので、それが目に焼き付いているからこそ、プロの世界で1ケタをつけて、同じ番号で飛躍したいなという思いが決め手でした」と話した。

城島健司氏が達成した「3割30本」を目指してほしいと振られると「目標は高くして頑張りたいですね」と応えた。パネルに書いた来季の目標は「優勝」の2文字。「優勝捕手になりたいですね」と力強く意気込んだ。