阪神馬場皐輔投手が“神社トレ”で持久力アップを目指す。今季は1軍で中継ぎとして32試合に登板したが、反省も見つかった。

「階段ダッシュを多めにやっていこうかなと。下半身の粘りがやっぱり今年の課題なので」。帰省先に絶好の場所がある。地元の宮城県塩釜市にある「塩釜神社」はパワースポットとしても有名で、傾斜の急な202段もの石段がある。

これまでもトレーニングで上ったことはあったが、今オフは「最低10往復」が1日の目標。「負荷がかかるところを同じペースで、同じリズムで上るっていうのを大事に」。短距離ダッシュより長距離走を増やすなど、持続力に重点を置くつもりだ。

11月のみやざきフェニックス・リーグでは先発マウンドに立った。「先発もリリーフもどっちもできるように、持続力を大切にしたい」。故郷で足腰を鍛え、来季を戦うパワーをチャージする。