阪神は5日、ファン感謝デーをオンラインで開催した。甲子園の室内練習場からライブ配信する異例の形となった。

藤浪晋太郎投手はファンのありがたさを再確認した。梅野や西勇らとトークコーナーに出演。今季は中継ぎで球団最速の162キロを計測し、「同じだけ腕を振っているつもりなんですけど、中継ぎだと自分の中でリミットが外れるんでしょうね」と当時の感覚を明かした。来季は先発起用が濃厚。司会者から165キロを期待されるも「中継ぎやらないとたぶんムリでしょうね」と苦笑いだった。

今季はコロナ禍で球場の入場者などが制限され、ファン感もオンライン開催だった。「声援だったりとかは、やっぱりないと寂しいなと思いました。来年はお客さんが入って、できたらなと思っています」。新スローガンに含まれる「超」については「矢野さんが『昨日の自分自身』と言っているので、その通り」と語り、進化を目指す。