楽天釜田佳直投手(27)が7日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、300万円減の1200万円で更改した。(金額は推定)

9年目の今季は全て救援で4試合の登板にとどまり、0勝0敗、防御率9・82。2軍では抑えを務め、30試合に登板し0勝2敗12セーブ、防御率1・89。イースタン・リーグのセーブ王となった。「なかなか1軍では思うような結果を出すことができなかった。非常に悔しいシーズンにはなりましたが、ファームでは1年通して投げて、まずまずの結果は出せた。毎年言っていますけど、あとは1軍の舞台で結果を出すことが自分に1番必要なこと」と振り返った。

自主トレは田中将大投手に志願する。「やっぱり第一線で常に活躍されている方なので、僕としてもあとがないと思っていますし、背水の陣じゃないですけど、しっかりというそういう気持ちで臨めるように勉強したいと思います」。

来季から背番号が変わる。1年目から背負った21から、今季限りで引退する青山がつけていた41を背負う。「今までずっと21番という球団にとってもエース番号をつけてさせていだいて、9年間やらさせていただいたんですけど、なかなか思うような成績を残せず悔しい思いを持ったまま番号変更することになった。それでも41は青山さんがずっとつけてられていて、球団にとっては大事な番号だと思う。青山さんのように長く1軍の舞台で投げられるような選手になりたいという思いでいっぱいです」と意気込んだ。