大台到達だ! 阪神大山悠輔内野手(25)が10日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、5300万円アップの年俸1億円でサインした。

今季は開幕ベンチスタートも、7月上旬にスタメン奪取。打率2割8分8厘、28本塁打、85打点はすべてキャリアハイの成績だった。「今年1年は開幕戦に出られなかった悔しさが原動力になったと思います。キャリアハイの成績を残せましたけど、まだまだいけると思っていますし、満足はしていない。来年は143試合あると思うので、今シーズンの成績は最低限超えないといけないなと思ってます」と、来季へさらなる飛躍を誓った。

特に本塁打と打点ではそれぞれリーグのタイトル争いを展開。チームの4番として欠かせない存在になった。「大事な打順だと思っています。打てば勝ちますし、打てなければ負ける。そういった責任感は強く持っています」。来季はチームキャプテンに就任する。「チームの優勝、そこが大事」。個人としては大台1億円に到達したが、大山に慢心はない。(金額は推定)