21年度版「理想の巨人打線」の完成型に近づいた。巨人は14日、東京ドームでDeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使した梶谷隆幸外野手(32)と井納翔一投手(34)の入団会見を実施した。

   ◇   ◇   ◇

巨人に加入する梶谷、井納が原監督とともに入団会見に出席した。梶谷は蓄えたひげをツルツルにそり上げた。「常に紳士たれ」という言葉にふさわしい身なりで臨んだ。「今朝、ひげそりが家にないので買ってそった。少し寂しい気持ちもありますし、顔見た時ちょっと『なしかな』とも思ったけど、徐々に見慣れていけばいいかな」と気恥ずかしそうに笑った。

井納もスーツ姿と引き締まった表情で登場。原監督からの「来季の戦力になってくれ」という言葉で加入を決断したことを明かした。「ローテに入って1年間投げる。投球回数と防御率、その2つはこだわっていきたい」と力を込めた。

見据えるのは日本の頂点だ。梶谷は、4年総額8億円で背番号「13」。井納は2年総額2億円で背番号は「21」。梶谷は「まずは信頼される選手になること。もう1つはチームの日本一に貢献すること」。井納も「僕自身も日本シリーズで苦い思い出を残しているので、巨人でやり返したい」。17年のDeNA時代、日本シリーズでソフトバンクに敗れた。悔しさを胸に日本一を目指す2人の加入が来季への大きな追い風となる。(金額は推定)【小早川宗一郎】