阪神木浪聖也内野手(26)が15日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、800万円増の年俸3000万円でサインした。

2年目の今季は92試合に出場し、打率2割4分9厘、3本塁打、25打点。チーム最多84試合で遊撃スタメンを守った。金額については「正直、下がると思ってたんですけど良い評価をしてくださった。球団には本当に感謝しています」。交渉の内容については「ショートのレギュラーとしてもっと精進してほしいと言われた。来年は本当に、誰にも譲らないという気持ちでやっていきたいと思います」と、意気込んだ。

課題の守備では、失策数が1年目の15個から7個に減少。それでもさらに高い意識を持ち、「当たり前に飛んできた打球は確実にアウトを取って、ヒットだなというところでもカバーできるように。簡単なゴロをミスしてしまうと、流れも悪くなってしまう。そういうのももっと向上できるように、今オフこれからちゃんと反復練習をして体に染みこませたいなと思います」と、意欲を見せた。

遊撃レギュラー争いは北條や小幡、新人中野らも加わって激しさを増すが「来年は自分がフルイニングで出て、誰にも譲らないという気持ちがすごい強い。そういう強い気持ちを持ってチームに貢献して、優勝したいと思います」と、力を込めた。(金額は推定)