オリックス福田周平内野手(28)が16日、大阪市内で今オフ2度目の契約交渉に臨み、800万円減の3700万円で更改した。新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズンの試合数が減ったものの、右手人さし指の骨折で出遅れた今季はプロ3年目で最少の出場76試合にとどまっていた。田嶋に続き、球団3人目の保留者になっていた。

この日、福田は前回保留の理由について「福良GMと、どうしてもお話ししたかったので」と、年俸交渉より福良GMとの会談を望んだことを明かした。「出塁率を上げるにはどういう取り組みをすべきか、とか野球の技術のお話です。すごく密なお話ができて、いい時間を持てました」と納得の交渉に。

年俸交渉も前回から微増。「来年は全試合、フルイング出るつもりで準備します」とモチベーションを高めた。(金額は推定)