ソフトバンク長谷川勇也外野手(35)が16日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み1000万円ダウンの年俸7000万円でサインした。

今季は5年ぶりに開幕スタメンを果たしたが、7月に右脇腹を痛め2軍落ち。その後は新型コロナウイルスにも感染。約2カ月の離脱を余儀なくされた。「開幕直後はいい状態で手応えを感じていたが(コロナ感染の)ブランクを埋めるのはしんどかった」と振り返った。

フリーエージェント権(FA)を行使せず、残留を決め来季に目を向けている。「今は自分の技術を磨くことしか考えていない。来年は1年間、どっぷりと野球をやる、それしかない」。プロ15年目に向け、打撃職人は完全復調を誓った。(金額は推定)