DeNA三浦大輔監督(46)が16日、打倒巨人に「燃える闘魂」と化した。厚木国際ゴルフ倶楽部で「ノジマチャリティトーナメント」に参加。巨人はフリーエージェント(FA)で井納翔一、梶谷隆幸が移籍し、初陣となる来年3月26日の開幕戦の相手でもあり、闘志がかきたてられた。「(梶谷らが)違うユニホームを着ているので、ジャイアンツだけじゃないけど、やってやろうという気持ちで燃えている。選手も闘志に火がついていると思う。チームの気持ちを1つにまとめて戦っていく」。結束力を武器に、ガチンコ勝負に出る。

FA宣言には「一野球人として個人の権利」としたが、戦力低下として受け入れるわけにはいかない。「若い選手が出てきてくれないと困る。チャンスだと思ってポジションを取りにいってもらいたい。燃えてきています」と若手の台頭に期待していた。

ゴルフは48・42の90で終えた。地元(奈良)が近いという谷口徹プロと同組で回り「本当に楽しい1日でした。アドバイス、いろんな話を聞けた。次にゴルフに行くのが楽しみ」と話した。谷口プロは「アプローチとパットがうまかった。アプローチは柔らかい」と評価していた。【斎藤直樹】