ソフトバンク甲斐拓也捕手(28)が3年ぶり2度目のベストナインに輝いた。

球団を通じ「まさか選ばれるとはという気持ちです。ただ、自分では今季の結果に満足していないので、もっと受賞に相応しくなるよう、さらに頑張っていきたいです」とコメントした。

今季は初めて優勝捕手として最後までマスクをかぶった。前回Vの17年は優勝決定の9月16日西武戦で先発したが、終盤に代打を送られていた。今季前半はベテラン高谷や若手の九鬼に先発を譲ることも多かった。だが高谷が左膝痛で出場を減らした10月以降はほぼ1人でマスクをかぶり続け、球団タイの3試合連続無失点勝利や15年ぶり12連勝にも導いた。

打っても自己最多タイ11本塁打を放つなど、若手からベテランまで、幅広い投手陣を引っ張った。