オリックス田嶋大樹投手(24)が大阪・舞洲の球団施設で2度目の契約更改交渉に臨み、2400万円増の年俸4200万円でサインした。

「1年間ケガなくできた。規定投球回に乗ったので、評価してもらえた。自分の意見も聞いていただき、納得できる形で話し合いができたのでよかった。より一層頑張りたいと思う気持ちになりました」

今季は20試合に登板して4勝6敗、防御率4・05。プロ3年目で初の規定投球回に到達した。保留していた7日の前回交渉では1000万円程度の増額提示だったが、大幅アップを勝ち取った。

「1回目の交渉の内容も加味していただいて(評価を)上げていただいたので、ありがたいと思います。ケガなく1年間ローテを守って、規定投球回に到達したことで『しっかり仕事をしてもらった』と言っていただけた。来季は今年以上の成績を、と背中を押してもらったので、しっかり期待に応えられるようにしたい」

4年目となる来季は「数字はもちろん、タイトル争いに入っていけるような成績を残したいと思っている。個人的なスタイルでは、目の前のことをコツコツやっていくスタイル。1試合1試合、1人1人、自分のピッチング、自分のボールを投げられるように頑張っていきたい」と気持ちを引き締めた。(金額は推定)