左肩は大丈夫! DeNA今永昇太投手(27)が16日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、3600万円減の年俸1億円でサインした。10月に受けた左肩クリーニング手術の詳細を明かし、焦らず復帰を目指していく。(金額は推定)

8月15日のヤクルト戦後に左肩の違和感を訴え翌16日に戦線離脱。一般的に肩の関節内部にメスをいれると復帰に時間を要するというが、自身の患部については「腱板(けんばん)とか関節唇とか大事な部位はすごくきれいで、間接外に少し小さな骨があって、それを少し削っただけ。だからかなり回復が早い」と軽傷を強調。一方で肘の故障歴のある三上と話す中で、慎重にリハビリを進めることの重要さを再確認。「自分の感覚に戻るまでは1年くらいかかると。悪くても落ち込まず、こういうものだと思うくらいの気持ちでいいじゃないかと。なので急がずに」とうなずいた。

来季から石田の後任として選手会長を務める。「選手全体の意見を聞きたいのと同時に、少数派の意見も聞いて球団と相談して実現していければ。まず選手自身が義務を果たし、その後に自分たちの権利をしっかり主張できれば」。本業同様に意識高く職務を遂行していく。【鈴木正章】