中日根尾昂内野手(20)が、1年間戦える体作りに挑んでいる。24日、代表取材に応じた。12日から25日までの予定で元メジャーリーガー・イチロー氏や球団OB山本昌氏らが利用した鳥取県のジム「ワールドウィング」で自主トレを行っている。

「今年は2週間ぐらいやれている。ドップリと漬かっている。シーズン通して疲れがたまりにくい体の動き方とかが見つかった」。今年1月の初訪問以来、2度目。この日、初動負荷トレーニングをはじめ約8時間のレジェンド流トレを終えた根尾は手応えを口にした。

2年目の今季は2度の1軍昇格で待望のプロ初安打も、出場9試合で2安打。初打点、初本塁打、初盗塁などを来季に持ち越した。11月はフェニックスリーグに帯同。ナゴヤ球場での自主トレ後に、鳥取入りし休日返上を続ける。「(疲れは)全然(ない)です。打ち込みもしているので、いい感じです」。

昨年のイブは、プロ野球選手会の「夢先生」として長野県の小学生に夢へのアプローチ法をプレゼント。「イブもクリスマスもないです」と、来季、悲願の開幕1軍発進を果たすため肉体改造を続ける。