阪神を退団してオリックスに新加入した能見篤史投手兼任コーチ(41)が、阪神ラスト登板の気遣い秘話を明かした。25日のサンテレビ「熱血! タイガース党」にVTR出演。阪神時代を振り返るインタビューの中で、11月11日DeNA戦(甲子園)で試合を締めた最終登板に話題が及んだ。

その試合で能見は1点リードの9回に登板し、プロ2度目のセーブを記録した。今季は中継ぎを務めていたが、チームの計らいで試合前から9回の登板は決まっていたという。さらには、長年務め上げてイメージ深い先発での登板プランも打診されていたと明かした。しかし、それを聞いた際にとある理由で打診を断ったという。

「僕はそれを聞いたので、『イヤ、ムリです』と。僕も最後だったのでタテジマ(での登板)が。いろんな方を招待しているので、遅れてくる方も何人かいらっしゃった。それ(先発)をしたら見れないと思って。なので『後ろで投げさせて下さい』と」。

能見らしい気遣いで実現した9回の最終登板は、華麗なワインドアップや最速149キロの直球を披露して3人斬り。たくさんのファンに見守られながら、タテジマに別れを告げた。