オリックス吉田正尚外野手(27)と山岡泰輔投手(25)の契約更改が越年になることが28日、決まった。吉田正は、プロ5年目で初のタイトルとなる首位打者を獲得。山岡は左脇腹痛の影響もあって年間自己ワーストの4勝5敗にとどまり、ともに“銭闘”の行方が注目されていた。2人とも12月中の交渉日が決まっていたが、都合が合わず延期に。新型コロナウイルス感染拡大による開幕遅れで例年より交渉期間が短いこともあり、年内に決着させられなかった。森川球団本部長はこの日「交渉は継続中です」と話し合いを進めていることを認めたが、オリックスでは異例の投打の顔の更改越年となった。