虎の横綱になる! 阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)と大相撲の徳勝龍(34=木瀬)が、新春の「仮想対談」を行った。近大の先輩徳勝龍は、大の阪神ファンで、黄金ルーキーにプロの世界で生き抜く秘訣(ひけつ)を伝授。期待に応えるべく佐藤輝も、1年目から大暴れを誓った。【取材・構成=実藤健一、只松憲】

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佐藤輝が将来の目標に3割、30本、100打点を掲げた。「打者であれば目指すところは打率3割ですし、打点も100とかだと思う。そこを目指して頑張っていきたいと思います」。期待のスラッガーは新人イヤーから打撃3部門で大暴れする意気込みだ。

矢野監督が行う、祝福をあらかじめ予定して前祝いする「予祝」もバッチリだ。「元はそんなに目標とか立てるタイプではない。でも、ちょっとずつやっていこうかなと思っています。新人王を目指してやっていきます」と力強く宣言。「消極的なことをしたらダメ。しっかり積極的にやっていこうと」。矢野イズムで考え方も変わってきた。

甲子園には左打者泣かせの右翼から左翼に吹く浜風がある。「逆方向にもしっかり飛ばせるように、もっともっとやっていきたいと思います。(ホームランを打つ瞬間が)一番楽しいんです」。タテジマで描く放物線を早くも思い描いた。【只松憲】

◆佐藤輝明(さとう・てるあき)1999年(平11)3月13日生まれ、兵庫県出身。仁川学院では通算20本塁打。近大では1年春からレギュラーで、2年秋と4年秋のリーグでMVPを受賞。関西学生リーグ最多の公式戦通算14本塁打。20年ドラフト1位では、巨人、ソフトバンク、オリックスと4球団競合の末、阪神の指名を受け入団。広角に強い打球を飛ばす能力を誇り、近い将来の中軸打者として期待が集まる。187センチ、94キロ。右投げ左打ち。