西武のドラフト1位、渡部健人内野手(22=桐蔭横浜大)が大きくなって入寮した。6日、埼玉・所沢の若獅子寮でプロ野球生活をスタート。昨秋のドラフト指名直後は、減量を宣言していたが「118キロになってしまいました。肉が好きなので。肉系をたくさん食べてしまいました。もう(牛肉、鶏肉)全部いっちゃいました。常に食べている感じだったので」と、112キロから6キロ増で登場した。

12月は自動車免許取得のため教習所通い。1発で合格を果たし「終わってやっと練習ができるようになったので、少しずつ体を動かして、新人合同自主トレのためにしっかりできていたと思います」と準備はしてきた。年明けは1日から始動。ランニングにフリー打撃をこなしてきた。「環境がガラッと変わったので、勝手にやせていくんじゃないかなと思うので。仕方ないかなと思っています」と切り替えは十分できている。

部屋には入団交渉の際にもらった山川穂高内野手のサイン入りバットを持ち込んだ。「チームの中心選手ですし、自分が目指した選手でしたので、いただいてすごくうれしかったですし、宝物にしたいと思ったので今日は持ってきました」と笑顔。高級マットレスも購入し「寝るのも好きなので、ひたすら寝て良い時間を過ごしたい」とベッドに設置した。ドラ1らしく、部屋番号は1。背番号は8。ここから大きく育っていく。