DeNA新人8選手が6日、横須賀市のDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA内にある青星寮に入寮した。静岡高校出身の池谷蒼大投手(21=ヤマハ)と高田琢登投手(18=静岡商)の静岡コンビは、それぞれ思い出の品を持って入寮した。

池谷は、幼なじみの美容師・中島蘭さんが手作りしてくれたモンチッチ人形を持ち込んだ。静岡高で甲子園出場した際にもらったもので、同校のユニホームを着ている。「見て、とても癒やされる。友達、仲間がつくったものを見ると、応援されている、頑張らないと思う」と話した。

高田は、祖母の畑で収穫されたミカンを10個ほど持ち込んだ。「これを食べて育ってきた。甘い。静岡県の特産品なのでよく食べます」。1日1個は食べるというビタミン豊富な食材でコロナ禍を乗り切る。「静岡は隣の県なので地元の方に応援してもらえるチャンスは増えると思う」。池谷とともに隣県で名を挙げ、静岡からファンを呼ぶつもりだ。【斎藤直樹】