オリックスのドラフト2位、元謙太(げん・けんだい)外野手(18=中京)は、寄せ書きの幕持参で大阪市此花区の青濤館に入寮した。

「中京高校のクラスの子や野球部の同級生が書いてくれた物を持ってきました」と広げた布には「くらいつけ 一球に魂をこめて CHUKYO」の文字のまわりに友人からのメッセージがびっしり。「行く前に渡されて。12月の半ばくらいにもらいました。“謙太らしく”という言葉をみんな書いてくれていて、自分の中でスタイルというものは意識してやってきたのをみんなわかってくれていた。これからも崩さずにやりたい。気持ちを前面に出して、元気よくやっていることです」と、サプライズの友人の心遣いに感謝した。

今後については「できるだけ早くオリックスの日本一に貢献できるように頑張って行きたいです」と意気込んだ。