巨人丸佳浩外野手（31）が12日、残留が決まった菅野に恩返しを誓った。川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行い、オンラインで取材対応。「僕らからしたらすごい頼もしいですし、また一緒にできることをうれしく思います。昨シーズンは彼に助けてもらったので、今シーズンは逆に僕たちが助けてあげられるようにしたい」と意気込んだ。

昨季は広島時代を含め、個人的にリーグ5連覇を成し遂げた一方で5年連続で日本一を逃した。短期決戦について「年々、難しく感じるようになってきました。やればやるほど難しいですけど、その中でしっかりと結果を残すのが本当のプロ。一発勝負なので、負けたら、失敗したら試合が終わってしまうような状況ですけど、自分を追い詰めすぎずに、もっと楽な感じでいければなと思う」と話した。

同じく短期決戦の東京オリンピックについては「現役でいる間に日本で開催されるのはなかなかあることではない。そうはいっても去年のような成績だったら当然選ばれないと思うので、まずはシーズンでしっかり成績を残した上で選ばれたのであれば、しっかり貢献できるようにしたいと思いますけど。まずは自分のやれることをやってからですかね」と意欲を見せた。