日本野球機構(NPB)とJリーグによる第23回新型コロナウイルス対策連絡会議が12日、オンラインで開催された。

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この日の会議では国内で感染が確認されている変異種についても議論された。専門家チームの三鴨氏は、現時点では大きく対応を変える必要はないとの見解を示し、状況を注視しながら感染防止マニュアルに対策を追加するか検討していく。また同チームの舘田氏は「自然の進化で変異種が出るのはある意味では当たり前。歴史を見ると、感染は広がりやすくなるが病原性は強く出さないというのが、生物やウイルスが生き残る道という考え方もある。冷静に見る必要がある」と、過剰な恐れが広がることへの懸念も示した。