楽天は17日、アラン・ブセニッツ投手(30)宋家豪投手(28)の両外国人右腕と契約を更新したと発表した。ブセニッツは新たに2年契約を結び、年俸150万ドル(約1億5750万円)、宋家豪は1年契約で年俸45万ドル(約4725万円)。背番号はともに変わらず、ブセニッツが32、宋家豪が43となる。

ブセニッツは19年から楽天に在籍。昨季は守護神を務めるなど46試合に登板し1勝4敗18セーブ13ホールド、防御率2・86を記録。通算では100試合に登板し5勝7敗18セーブ41ホールド、防御率2・37を記録している。

来日3年目の今季へ「このチームに戻ってくることができてとてもうれしく思っています。チームメートやスタッフと再会できることを今から待ち遠しく、東北に優勝旗をもってこられるよう全員でベストを尽くします。そして、皆様が健康で安全に過ごしていることを私も私の家族も願っています。近いうちにまたファンの皆様に会えることを楽しみにしています」と球団を通じてコメントした。

台湾出身の宋家豪は、15年10月に育成契約で入団。17年7月に支配下契約を結んだ。昨季は38試合に登板し1勝2敗10ホールド、防御率6・94。「今年もイーグルスの一員になれて良かったですし、光栄です。昨年は難しいシーズンの中、個人としてもふがいないシーズンとなり、悔しい気持ち、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今シーズンは、もう1度、自分の投球を考え直し、もう1度、体づくりをしっかりしていきたいと思います。チームの勝利に貢献できるよう、全力で頑張りますので、ファンの皆様の熱い応援で後押しをお願いします」とコメントした。