新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が10都府県で最長1カ月、延長されたことに関して、阪神谷本修球団副社長兼本部長(56)が、新外国人のラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)、メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)の来日時期に言及した。今回の宣言延長で2人の来日も延びるかと問われ「現状はそういった形にならざるをえない」と観測を示した。ビザの発給再開を見通せず「止まっている状況が動きださなければ、いかんともしがたい状況」と続けた。

仮に宣言解除される翌日の3月8日に来日できても、2週間の自宅待機が必要で、3月26日の開幕に間に合わせるのは厳しい状況となっている。谷本球団副社長は「(NPB)コミッショナーを通じ、西村康稔経済再生担当相に話していただいている」とし、入国措置について緩和を働きかけていると説明。「こちらとしてはできる準備をやっておくという形」と語った。

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