阪神平田勝男2軍監督(61)が1日、高知・安芸での2軍春季キャンプ2日目を振り返って板山に珍激励を送った。

現役時代と変わらないポーカーフェースぶりで指導する久保田2軍投手コーチの姿には驚き、評価していた。主な一問一答は以下の通り。

-板山に声をかけていた

(レッズ)秋山と2年連続(自主トレを)やってたんので、どういう練習をするねんと。緩いボールを打って当たった後のフォローを押し込むとか、そういうところをすごく勉強してきている。今日の声だし、その通りだよ。「タイガースの秋山になりたい」って言うから、名前変えればいいやん? って。「板」を「秋」にするだけやろ(笑い)。(秋山は)1人いるけど別にええやん。今は北條が(巨人)坂本と(自主トレを)やってキャッチボールの大事さ、意識が違うというところとかを学んでね。やっぱり新鮮というか、基本の大事さというのを再認識したり。(板山は)こうやってメジャーに行っているいいバッターにいろいろアドバイスやヒントをもらえる。今は他の球団で実績のある選手からいろんなアドバイスをもらうこともいいことだと思うし、生かしてほしいよ。

-ブルペンでは小林に声をかけていた

去年から真っすぐをもうちょっと磨こうとやっていたけど、昨日といい今日といい、意欲的な姿勢が感じられた。この2日間、いい仕上がり具合を見せているなというところで今年にかけるような気持ちを感じるよね。

-久保田2軍投手が小林の投球で打席に立っていた

あいつ怖くないんやね、鉄仮面久保田。普通は逃げるけど、久保田は逃げないね。あれはえらいよ。(小林は)インコースのツーシームをいいところに投げてた。ボールになっても、あれを次の球に生かせられるんだからねと、小林にも話をした。しかし、久保田は(打席で)微動だにしないね。普通、『インコースに投げます』と言ったら怖いよ。やっぱりここは若いコーチの若さが出るね。

-そういう姿勢は投手もより実戦意識ができる

久保田は(打席ギリギリの)ラインに立ってるんだもん。鉄仮面。あんな顔して立ったら、いい練習になるんじゃないかな。

 

阪神担当のツイッターはこちら―>

阪神ニュース一覧はこちら―>