阪神高山俊外野手が“12球団最速”を含むマルチ安打でアピールした。

紅白戦に紅組(先攻)の1番左翼で先発。初回に西純の初球を左前に運んだ。3回には小野から左前打。カウント2-0から積極的な姿勢で結果を残した。矢野監督は外野を争う高山とドラフト1位佐藤輝を同じ1番打者に置き、ライバル心をあおった。先輩の意地打に「打席の内容は全部良かったし、いいスイングをしていた。チーム内の競争はまた、楽しみな感じになったかな」と、指揮官は評価した。