楽天・DeNAでプレーし昨季戦力外通告を受けた浜矢広大投手(27)が8日、BC・茨城アストロプラネッツと契約した。

前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(46)が指導を行い、浜矢の希望であるNPB復帰を目指すプロジェクト「Project SAIKI ~再輝~」も始動。ラミレス氏の公式YouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」で順次公開する。

浜矢は「まだ1歳、2歳と幼い2人の子どもたちに戦う姿を見せたいと、現役にこだわることを決めました。トライアウトではいいところを見せられませんでしたが、今回のラミレスさんからのオファーをいただきました。本当にありがたい話ですし『ぜひトライしたい』と即答しました。今回のプロジェクトで全てをかけて、結果を突き詰め、頑張ります」とコメント。 ラミレス氏は「昨年トライアウトを見て、高いポテンシャルがありながら枠の兼ね合いで戦力外になった選手が多い事に気付きました。浜矢はポテンシャルはすごくいいものを持っています。すごく一生懸命ですし、なんとか野球を続けたい、なんとかして野球で成功したいという気持ちも強く持っている。浜矢には『4つの課題』を与えます。その課題をクリアしたら、スカウトの皆さんにお見せする浜矢は、全く違う浜矢になっているはずです。楽しみにしてください」とコメントした。

◆浜矢広大(はまや・こうだい)1993年(平5)2月27日生まれ。奈良県十津川村出身。日高高中津分校で2年秋に野手から投手転向。ホンダ鈴鹿では3年目の13年にエース格に。同年ドラフト3位で楽天入団。19年3月に熊原健人投手とのトレードでDeNA移籍。通算40試合3勝1敗、防御率7・25。185センチ、90キロ。左投げ左打ち。