エースナンバーともいえる背番号18。76~83年の高橋一三は81年に14勝を挙げ、19年ぶりのリーグ優勝に貢献した。1年の空白を経て付けた河野博文(85~95年)は、88年に防御率2・38で最優秀防御率を獲得した。

岩本勉(96~05年)は「まいど!」の掛け声と「ガンちゃん」の愛称で人気で、今も解説者として活躍している。2年空いてヤクルトから移籍の藤井秀悟(08~09年)が引き継いだ。

そして11年から甲子園制覇、大学日本一の実績を引っ提げ入団した斎藤佑樹(~16年)が背負った。斎藤の1番への変更に伴い、後を継いだのが外野手の岡大海(17~18年)だった。エース投手の代名詞ともいえる18番を野手が付けるのは球界全体でも異例だが、岡にはテニス漫画「エースをねらえ!」の主人公「岡ひろみ」と同名という縁も。19年からは日本ハムの未来のエースとして期待がかかる吉田輝星が背負い、3年目の飛躍を目指している。