今季から野手の新主将に就任した阪神大山悠輔内野手(26)が、キャンプ地の沖縄・宜野座で日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏(51)と「虎の新旧4番リーダー対談」を行い、V奪回にかける覚悟を語った。

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キャンプ第2クール中、主将大山の声が響き渡る場面に居合わせた。7日紅白戦。藤浪が2イニング目を3者凡退に仕留めた際のワンシーンだ。真っ先に三塁ポジションから「ナイスピーッ!」と声が飛ぶ。同学年の藤浪も「ハイッ!」と呼応。新生タイガースを象徴するような掛け合いだった。

大山は新主将に就任してから、意識的にリーダーシップを自らに課しているように映る。野手陣だけを見ても、1年前にナインを盛り上げていた福留、上本はもうグラウンドにいない。このタイミングで肩書を背負い、今まで以上に責任感を強めているのだろう。対談中に力を込めた「自分が行かないとダメ」という言葉が印象的だった。【遊軍=佐井陽介】

 

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