巨人桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が就任後初めてベンチ入りした。

「試合の緊張感とか勝負の厳しさとか、そういったものがよみがえってきた。またこういう世界でやるんだと再認識しました」と話した。

この日は開幕ローテーション入りを狙う左腕の横川凱投手(20)が先発。1回こそ3者凡退に切ったが、2回に横尾に1発を浴びるなど3回4失点で降板した。「ピッチャーがしっかりしないと試合がリズム良くいかない。打線にも影響する。今日は厳しい試合になりましたけど、先発ピッチャーが崩れるとこういうことになる。先発ピッチャーの重要性を改めて感じた試合でもありました」と振り返った。

今後のベンチ入りの可能性を問われると「今年に限っては所々仕事が入りますので、抜ける人がずっといても良くない」と前置きした上で「入れる時があれば戦力になれるようになりたい」と意欲をみせた。

今キャンプは1日からは東京ドームでS班を、6日からは宮崎で1軍本隊を指導。13日に一時帰京し、19日の休養日に沖縄入り。この日から再合流していた。

▽巨人畠(3番手で登板し4回4安打1失点) (8奪三振は)この時期なんで何とも言えない。数で言えば良かったけど、球数を使ってる部分もある。一発で仕留められるようにしていきたい