阪神2軍が高知・安芸キャンプ3度目の対外試合で完封勝ちした。

まずは初回に2点を先制。1死で2番植田海内野手(24)が相手の先発右腕から遊撃への内野安打で出塁。3番熊谷敬宥内野手(25)が右前打で続き1死一、二塁。4番板山祐太郎外野手(26)の右前打で植田が生還を試みるも、本塁で憤死となった。なお2死一、二塁とし、5番長坂拳弥(26)が左中間へ2点適時打を放った。

先発の浜地真澄投手(22)は4回を1安打無失点。3回までノーヒット。4回1死から死球、右前打で得点圏に走者を背負ったが、後続を三ゴロ、左飛に抑えた。

三菱自動車倉敷オーシャンズは7回に今秋ドラフト上位候補で最速154キロ右腕・広畑敦也投手(23=帝京大)が登板。この回の阪神打線は常時140キロ代中盤をマークした広畑の直球に押されて三者凡退。8回に熊谷、板山の連続適時打で2点を加え、リードを広げた。