巨人原辰徳監督(62)が“変革キャンプ”の成果を口にして那覇キャンプを打ち上げた。3月26日からの開幕カードで対戦するDeNAとの練習試合に7-1で快勝し、2月の対外試合は5勝1敗1分け。「思っていた以上のものが出たかな。それぞれが非常に有効に時間を使ったという点において良かったと感じます」と納得の表情で総括した。

新たなチャレンジを実施した。首脳陣に桑田投手チーフコーチ補佐を加え、キャンプインは4カ所に分散して少人数で質の高い練習を敢行。異例の1~3軍合同ノックで結束を深め、S班が合流した那覇キャンプでは、実働11日間で実戦を8試合も積んだ。「仕上がりも例年になくいいところまで、早めに来ている感じ」とキャンプを92点と評価した原監督だが、MVPは選ばなかった。「まだ早い。練習量がやや少なくなるのでそこは第2次キャンプという中で、まだ調整ではなく、さらに攻めていく時間にしたい」。3月も鍛錬は続く。【浜本卓也】

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