左膝の打撲で別メニュー調整の阪神井上広大外野手が2軍調整となった。3日、鳴尾浜で代表取材に対応。患部の状態については「日に日に良くなっています」と明かし「まずは状態を良くして、そこからどんどん上げていければ」と出直しを誓った。

高卒2年目の今春は、自身初めて1軍キャンプに参加。16日楽天との練習試合(宜野座)では4番デビューを果たし、左翼へ痛烈な二塁打を放った。23日の守備練習で負傷したが、ポジティブにとらえている。「復帰した時に、打って悩むのでは遅い。今は映像も見られるようになっているので、見返してこの時間に悩んで試しながらやって。復帰した時にそれをやってという形になれれば」。

この日は室内練習場で片手でティー打撃を行うなど練習に励んだ。若き大砲候補が、1軍再昇格を目指す。

○…井上の他にも、1軍キャンプに参加していたドラフト3位の佐藤蓮、同4位の栄枝、小幡、小川、谷川らが鳴尾浜の2軍に合流した。出直しとなった2年目の小川は「自分の中で1軍にいられるような状態ではなかった。しっかりと結果を出してやっていきたいと思います」と、巻き返しを誓った。

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