来日2年目の阪神ジェリー・サンズ外野手(33)が今季実戦1号をかっ飛ばした。

「5番一塁」でスタメン。2回先頭のカウント1-1で、開幕投手に内定しているソフトバンク石川の高め144キロ直球を左翼席中段まで運んだ。

「打ったのはストレート。強くコンタクトできるボールを待っていて、少し浮いてきたところをしっかりたたくことができたよ。去年もこのスタジアムでホームランを打っているし、福岡は相性が良いのかもしれないね」。サンズは20年2月29日ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)でも、2打席連続弾を放っていた。

ベンチへ帰ると、両手をひらひらさせてエアハイタッチする「ハッピーハンズ」も披露。笑顔いっぱい、ご機嫌の様子だった。

本塁打の打球の前には、左翼へもう少しでスタンドインの大飛球も。打線の中軸を期待されるS砲が、好調ぶりをアピールした。