これが虎の黄金ルーキーだ! 阪神佐藤輝明内野手(21=近大)が、オープン戦初打席でソロ本塁打をたたき込んだ。敵地ソフトバンク戦に「3番左翼」で先発。1回2死、開幕投手を務めるソフトバンク石川から左翼ホームランテラス席へ運んだ。球団の新人では87年八木裕以来という衝撃的なオープン戦デビュー。ファンの前で初めてプレーし、ドラフト1位の実力を存分に見せつけた。

 

佐藤輝の一問一答は以下の通り。

 

-オープン戦の初打席に逆方向へ本塁打

石川投手は(ボールを)捕ってから速いので、それに振り遅れないようにしっかり構えて。ホームランテラスですけど入ってよかったです。

-バットにこすったようにも見えたが

そうですね。最初は本当にレフトフライかなと思ったんですけど、観客の人が盛り上がってたので、パッと見たら入ってました(笑い)。意外と伸びてくれて、入ってよかったです。

-自身は初の有観客試合だった

やっぱり意識することで、いい意味でプレーできたかなと思います。思ったより普通通りにプレーできました。

-相手はソフトバンクの開幕投手で同じモノノフ(ももいろクローバーZファンの通称)の石川

野球っていうことで、そんなに意識はしなかったですけど、そういういいピッチャーから打つことができてうれしいです。

-石川のボールをどう感じた

2打席目もカット(カットボール)で詰まらされたので、やっぱりトップレベルのピッチャーだなと感じました。

-ペイペイドームは10年前にタイガースジュニアだった頃、けがで出場できなかった舞台。感慨深いものはあったか

その時は三塁のランナーコーチだったので、また同じこの舞台でプレーできてうれしいです。

-4打数2安打。手ごたえは

しっかりとらえることができれば、ヒットになる。その確率をもっと上げていけるかっていうところ。そこを頑張っていきたいです。

-課題としたい部分は

変化(球)への対応だったりですかね。

-明日からの意気込み

1打席1打席しっかりアピールできるように。守備走塁もしっかりアピールできるようにやっていきたいと思います。