来日2年目の阪神ジェリー・サンズ外野手(33)が2戦連発となるソロ本塁打を放った。

「5番右翼」でスタメン。4番の大山が今季1号をかっ飛ばした直後の4回1死走者なしだった。ソフトバンク高橋礼の8球目114キロスライダーを左翼ホームランテラスへ。アンダースローを相手に、主砲との連弾を見せた。「あまり対戦したことがないアンダースローのいい投手だから、強引にならずにしっかりコンタクトすることを心掛けていたよ。甘く入ってきたスライダーにうまくアジャストできたね」。

サンズは前日5日にも左翼席中段へ今季1号。さらに1年前の20年2月29日、敵地で行われたソフトバンクとのオープン戦でも、2打席連続弾を放っていた。ペイペイドームでは3試合で4発目。「このスタジアムにはいいイメージができたね。福岡は大好きだよ」と、ノリノリだ。4年連続日本一軍団に対し、助っ人の貫禄を見せている。